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FX取引所で良く目にする"スプレッド"とは?

FX取引所のサイトを見ても難しい英語が並んでいて最初は何を意味しているか解りませんよね。そこで今回はFX取引で最重要キーワードの【スプレッド】について説明していきます。

スプレッドとは

スプレッド(spread)とは英語で「広がり・幅・広さ」の意味を持っている単語になりますが、FX用語のスプレッドも同様に「広さ」をあらわしています。

FXの場合大きく分けて2種類の「広さ」を意味しています。

まず1つ目は、各国の国債や金利の差を1%の100分の一の単位で「bps(ピプス・ピップス)」という単語で表したものを意味します。もう1つの意味は各FX取引所で明記している売値と買値の広さを意味しています。

両方のスレッドを用いますので、必ず事前にこの2つの意味を理解しておきましょう。

例えば円相場は1ドル=100円50銭~100円53銭などと報じられた場合は100円50銭~100円53銭の間で推移している訳では無く、この幅で売り買いが行われるのでこの場合はスプレッド値は3銭となります。

「売値」と「買値」が違うことで取引コストが生じるのです。

スプレッドの差によるコストの差

FXの場合円相場とは異なり、スプレッド値に関しては米ドルなどの取り扱いペアによっても異なりFX取引所で予め設定している数字となりますので、スプレッド値が高い(広い)取引所に付いてはその分利益が薄くなる傾向になっています。

例えば、米ドル/円スプレッドが「2銭のA社」と「0.3銭のB社」で1万通貨の取引を10回したとします。

A社:10,000通貨×スプレッド0.02×10回=2,000円のコスト

B社:10,000通貨×スプレッド0.003×10回=1,500円のコスト

この様に10回の取引でこの様なコストの差が生じました。

FX初心者の方はもちろんですが、取り扱いペアによってFXの取引所ごとにスプレッド値は異なりますので、運用する取り扱いペアのスプレッド値を比べてFX取引所をうまく使い分けることで無駄なコスを掛けずに運用することが可能です。